もにも～ど

アニメーション制作会社シャフトに関係するものと関係しないものすべて

『RWBY 氷雪帝国』[ファイナル・カット] スタッフクレジット

RWBY 氷雪帝国

オープニングアニメーション
　
　　ディレクター　鈴木利正

　　　総作画監督　杉山延寛

　　　　作画監督　岩本里奈

　　　　　　原画　伊藤良明　岩本里奈
　　　　　　　　　長田寛人　川田和樹
　　　　　　　　　志村　亮　滝山真哲
　　　　　　　　　秋葉　徹　宮嶋仁志
　　　　　　　　　清水麻未　澁川大祐
　　　　　　　　　小市由佳　南野　諒
　　　　　　　　　渡辺明夫　鈴木利正

　　　　動画検査　櫻井萌美

　　　　　　動画　シャフト
　　　　　　　　　河上伸太郎　山田詩乃
　　　　　　　　　加藤美月　　丸山莉果
　　　　　　　　　浦孝隅

　　　　　　　　　シャフト 静岡スタジオAOI
　　　　　　　　　後藤早紀　　中野夏希

　　色指定・検査　大野千紘

　　　　　　仕上　勝　健輔　川上優子
　　　　　　　　　服部文美　松本瑞穂
　　　　　　　　　岸本芽生

3DCGディレクター 江藤慎一郎

3DCGクリエイター 沖政椎菜　高橋晃平
　　　　　　　　   衛藤凌雅　今井大輝
　　　　　　　　   千葉陵行　上野捺郁
　　　　　　　　   澤里珠楽

  　3DCG制作進行　山本　諒

　　　　　　背景　飯島寿治
　　　　　　　　　菊池　涼　船津妃捺乃
　　　　　　　　　滝島慧子　羅　佳麗

　　　　　　撮影　会津孝幸

2023年4月にTOKYO MXで再放送された『RWBY 氷雪帝国』[ファイナル・カット]版のスタッフクレジットを、元々のテレビ放送版と比較したものを掲載いたします。ここからさらにBlu-ray BOX版で修正が加わる可能性もゼロではありませんが、取り急ぎご参考までに。

Chapter 1
クレジット変更なし

 

Chapter 2
第二原画：娜拉吉（追加）
仕上げ：岸本芽生（追加）
協力プロダクション：知萌メディア（追加）、Seven Seas（追加）
3DCGクリエイター：上野捺郁（追加）、澤里珠楽（追加）
3DCGディレクター：菅野高明（追加）
3DCGアニメーター：藤巻拓也（追加）、宮下るりか（追加）、三瓶翔瑛（追加）

 

Chapter 3
動画：丸山莉果（追加）
協力プロダクション：Seven Seas（追加）
3DCGクリエイター：上野捺郁（追加）、澤里珠楽（追加）
3DCGディレクター：菅野高明（追加）
3DCGアニメーター：藤巻拓也（追加）、宮下るりか（追加）、三瓶翔瑛（追加）

 

Chapter 4
原画：wtrzn（修正）、Juny（追加）、川田和樹（追加）
3DCGアニメーター：藤巻拓也（追加）、宮下るりか（追加）、三瓶翔瑛（追加）

 

Chapter 5
第二原画：河野純市（修正）、田中晶名フェリース（追加）、菱井利花子（追加）、白川望亜（追加）
協力プロダクション：Seven Seas（追加）
3DCGディレクター：菅野高明（追加）
3DCGアニメーター：藤巻拓也（追加）、宮下るりか（追加）、三瓶翔瑛（追加）
美術：羅佳麗（追加）
作画監督：高橋みき（追加）

 

Chapter 6
動画：勝冶果歩（追加）、志村亮（追加）、山田詩乃（追加）、許有真（追加）、丸山莉果（追加）
美術：羅佳麗（追加）
作画監督：高橋みき（追加）

 

Chapter 7
クレジット変更なし

 

Chapter 8
第二原画：志村亮（追加）、河上伸太郎（追加）
美術：羅佳麗（追加）

 

Chapter 9
動画：舟山桜（追加）、加藤美月（追加）、浦孝隅（追加）、内田百香（削除）、丸山莉果（削除）
仕上げ：勝健輔（追加）、服部文美（追加）、岸本芽生（追加）
協力プロダクション：STUDIO MASSKET（追加）、TripleA（追加）、日影工房（追加）、ONE ORDER（追加）
美術：羅佳麗（追加）
作画監督：高野晃久（追加）

 

Chapter 10
第二原画：Juny（削除）、西亦（追加）、紙欣（追加）、晨鳥（追加）
動画：許有真（追加）、河上伸太郎（追加）、山田詩乃（追加）、舟山桜（追加）、加藤美月（追加）、リュウ シエツ（追加）
仕上げ：岸本芽生（追加）
美術：羅佳麗（追加）
作画監督：高野晃久（追加）

 

Chapter 11
第二原画：Stephany NocNoc Nava（追加）、Salim Gallow（追加）、Will(i211)（追加）、森幸香（追加）
動画：河上伸太郎（追加）、許有真（追加）、リュウ シエツ（追加）
協力プロダクション：MSJ武蔵野制作所（追加）
美術：羅佳麗（追加）
制作補佐：小田崇仁（追加）
作画監督：高野晃久（追加）

 

Chapter 12
原画：イリヤ・クブシノブ（修正）
動画：舟山桜（追加）、山田詩乃（追加）、Padilla Barquero Daniela（追加）

シャフト批評合同誌『もにも～ど』文学フリマ東京36ありがとうございました【通販やります！】

同人誌

文学フリマ東京36お疲れ様でした！おかげさまでシャフト批評合同誌『もにも～ど』は大変好評を博しまして、当日は合間にツイッターで呟く時間も休憩する暇もないくらいずっと途切れなく売り続けていました。会場でいろいろなオタクとお話できたり、またたくさん差し入れをくださったり、心から感謝を申し上げます。

今回『もにも～ど』は、告知ツイートの反響もおそらく文フリ中トップクラスでした。あえて宣伝スペースもしなければフリーペーパーやポスターなども作らず、当日のブース設営などもシャフトアニメのように極力シンプルさを徹底しました。表紙のデザインや合同誌のタイトルも相まって、一見すると何を売っているのかまったく分からないというような状態だったかもしれませんが、にもかかわらずたくさんの人に来ていただけて、こうしてシャフト批評を送り出すことができたのは素朴に嬉しく思います。

いまだ網羅的なインタビューや研究がなされているとは言いがたいシャフトについて、これほどのボリュームに富んだ批評合同誌が作れたことは、ひとえに寄稿者の皆さま方のご協力があったからこそです。私はシャフトファンをいささかも代表するような者ではもちろんありませんので、紙面上に巻頭言的な文章は設けませんでした。この合同誌は、様々な形でシャフトアニメに誠実に向き合ったオタクたちによるものであるということを、あらためて強調しておきたいです。

また、今回本当に予想以上に反響で、たくさんDMでお問い合わせをもらっていたりしていますので、通販の検討も行うことにしました！具体的な時期はまだ未定ではありますが、前回作った『号外もにも～ど』も少しだけ増刷するかもしれません。こちらに関しては諸々決まり次第お知らせいたします。

いろいろと書いてしまいましたが、やはりシャフトアニメは真に面白い、ということを最後に付け加えて、この記事を締めたいと思います。あらためて皆さま本当にありがとうございました！

シャフト批評合同誌『もにも～ど』発刊のお知らせ【文フリ東京36 か-67】

同人誌

2023年5月21日（日）に開催される文学フリマ東京36にて、シャフト批評合同誌『もにも～ど』を発刊いたします！

シャフト批評合同誌『もにも～ど』
ページ数：332
頒布場所：文学フリマ東京36
　ブース：か-67
会場価格：2,000円

イラスト

B @wuokb
米澤柊 @mendakoanime
八星黄一 @shinpashi
theory @waseken1123
ab

 

批評・エッセイ

スマートフォンゲームによる「アニメ」の拡張──『マギアレコード』
北出栞 @sr_ktd

 

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』試論
──再演：魔法少女に花束を──
sayopia @sayopia_


『マギアレコード』の逆説的勝利について〈翻訳稿〉
Sapphic Beans @Sapphic_Beans

 

桜の森の眼差しの下
──アニメ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』後期オープニング論
あにもに @animmony

 

ぱにぽにすくりゅー！
梢はすか @_qeaq

 

「日章旗」はなぜ解釈を誘うのか
──映画『傷物語』三部作におけるアイロニー的表現
竹内未生 @carta_pergamena

 

巴マミのテーブルはなぜ三角形なのか
anakama @QiQikaika

 

本当らしさに向き合いながら
──『打ち上げ花火、下から見るか？ 横から見るか？』
みら @paranoid3333333

 

シャフト演出が音楽と交わるとき
──物語る前衛音楽と魔法の音の成り立ちについて
rino @Articlecrafter_

 

アニメ『ヴァニタスの手記』に見る板村智幸の作家性
氷菓子 @korigashi_hyoka

 

自ら終わりを描くこと
──『Fate/EXTRA Last Enxcore』における「再演」と「シャフトらしさ」の逆説
初雪緑茶 @AliceRyokutya

 

引き籠もりだった僕が『まどマギ』に救われたお話
麦茶星人 @mugichaseijin

 

〈物語〉シリーズにおける文字の進化史──尾石達也から板村智幸へ〈翻訳稿〉
Morytha @Morytha4

 

｢物語｣から少し離れて──羽川翼をめぐって
砂糖円 @mado_014

 

魔法少女黙示録、英雄の条件 蜘蛛男 VS 仮面ライダーマギカ
終ノ糸 @tuinoito2

 

今村亮ハイファイ心書──泣くなら全身で、芝居作画に焦がれて
mochimiz @mochimiz09982

 

ぼくらが『笑顔になる』で笑顔になる理由
mochimiz @mochimiz09982

 

失われた星を求めて──アニメ『美少年探偵団』のクィア・リーディング
あにもに @animmony

 

『傷物語』解剖
変化龍・龍変化 @otaku_change

 

仕上げからアニメ文化の柱へ──シャフト史論〈翻訳稿〉
Sarca @sarcataclysmal

 

スタッフリスト

『美少年探偵団』

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 Final SEASON-浅き夢
の暁-』

『RWBY 氷雪帝国』

『連盟空軍航空魔法音楽隊 ルミナスウィッチーズ』

 

装幀・装画：水野柚子桜大 @potatovirusXXXX

前々から準備をしていたシャフト批評合同誌がついに出ます！以前準備号として『号外もにも～ど』を作りましたが、今回はその「正統なる続編」by〈ワルプルギスの廻天〉です。

今回の『もにも～ど』は332ページ、2,000円という破格の超絶ボリュームで硬派なアニメ批評をオタクたちにお届けします。シャフトオタクの人はもちろん、そうではないオタクにも確実に面白いと思ってもらえる同人誌となっています。アニメが好きなオタクたちによる誠実な思索の軌跡を、ぜひご覧ください。

5/21（日）文学フリマ東京 か-67で待ってます、きっと見に来てくださいね。

『五等分の花嫁∽』シャフト制作に寄せて――1期11話におけるテレビ／パッケージ版リテイクの比較

五等分の花嫁

『五等分の花嫁』の新作アニメをシャフトが作るという衝撃的な発表がありました！前作が別の制作会社で、続編をシャフトが担当するというのは『ネギま！？』や『キノの旅 病気の国 -For You-』のパターンを彷彿とさせ、また近年のスピンオフ／外伝的作品を手掛ける傾向（『Fate/EXTRA Last Encore』、『マギアレコード』、『ルミナスウィッチーズ』、『RWBY 氷雪帝国』等）を踏まえると、とても興味深い流れだと思います。

もちろん『五等分の花嫁∽』をシャフトが担当することになったのは、1期11話のグロスを担当したことが直接のきっかけになっているのだと思います。このグロス請けの経緯については以下のインタビュー記事が詳しいので参照してください。

1期11話は放送当時より原作ファンの間でも間違いなく絶賛に近い形で受け入れられました。個人的にも実際に劇場版を含めてシリーズを通して最高の出来だと思っています。自分も11話が収録されているBlu-ray 第5巻だけ購入していて、月1くらいで観返しているエピソードなので語りたいことはたくさんあるのですが、せっかくの機会ですのでパッケージ版でリテイクされているパートを紹介したいと思います。1期は不安定な作画が多く、リテイクも数多くあったのですが、そんな中ほとんどパーフェクトと言っても良い11話においても意外と修正が入っていることはあまり知られていないかもしれません。以下代表的なリテイクを紹介します。

すべて上がテレビ版、下がパッケージ版です。

一花の顔、服、炎のエフェクト、動きのタイミングなどが変わっています。ここの背景を夜空の星にしたのは、イメージ的にも最高の選択だと思います。

このシーンは原作でも印象深い擬似的な「キャンプファイヤーのダンス」ですが、パッケージ版では左右に二人の顔のアップがキラキラのエフェクトと共に差し込まれていて、とても美しい画面になっています。光の当たりや少し大きく聞こえるようになる焚き火の弾ける音なども絶妙で、実に巧い仕上がりで素晴らしいです。

少し寄りになっているのと、それに伴って一花の服の透け具合が控えめにエッチ過ぎない方向に変わっています。

Bパート冒頭のシーンです。ライティングが変わって色が調整されています。

一花（五月）の変装場面です。入射光が変わっています。

この他にもいろいろと変更点があるとは思いますが、きりがないのでここら辺で最後に渾身のカットを貼って終わります。原作テイストの塗りを再現してピンポイントで1カット差し込むシャフト一流の表現手法です。この回の演出は吉澤翠さんでした。

【宣伝】シャフト批評合同誌を作っています！

5月21日（日）文学フリマ東京36でシャフト批評合同誌を刊行します！近日中に詳細を公開しますので、何卒よろしくお願いします。

寄稿募集『シャフト論考集』（仮題）2023年

同人誌

『シャフト論考集』（仮題）原稿募集

 

寄稿募集要項

◆発刊時期

2023年 文学フリマ東京36 予定

 

◆内容

未発表のシャフト作品論。

シャフトにまつわる論考であれば何でも受け付けております！

 

◆募集原稿様式

①論評・批評・コラム・データ集

1600字程度から20000字程度。

②イラスト

挿絵・その他。

 

◆第一稿締め切り

2023/04/02（日）

 

◆送り先・問い合わせ先

moni.mode45@gmail.com

もしくはあにもに (@animmony) | TwitterのDMまで。

何でもご相談していただければ！


◆以前作った同人誌です！

『美少年探偵団』演出当て遊び

美少年探偵団

先日、『美少年探偵団』をガチで観る会をやりました。そして会をやっている最中に、そういえば放送中リアルタイムで観ながらオタクと演出当て遊びをやっていたな～ということを思い出しました。演出当てとは、オンエアを観ながらリアルタイムでその回の絵コンテないし演出家を当てるというもので、いわゆる作画パート当ての演出版で特にこれといった意味はまったくない遊びです。『美少年探偵団』は深夜26時オンエアだったので、遅い時間まで付き合ってくれるオタクも少なかったのですが、後半はオタクとツイッターのDMで実況（？）しながら一緒に観ていました。ある程度シャフトアニメを観ているとわりと当てられるようになりますので、みなさんもぜひやってみてください。

第6話「屋根裏の美少年 その1」

当たりました。

第7話「屋根裏の美少年 その2」

当たりました。

第8話「押絵と旅する美少年 その1」

偉そうに語っておきながら全然外しました。

第9話「押絵と旅する美少年 その2」

当たりました。

第10話「D坂の美少年 その1」

当たりました。

第12話「D坂の美少年 その3」

当たりましたが、はしゃいで怒られました。

シャフトでわっしょい完全版──シャフト訪問映像まとめ

アサルトリリィ RWBY 氷雪帝国 ルミナスウィッチーズ

2022年という年を全体的に振り返った際に特筆すべき点として、シャフトの訪問映像が豊富だったことが挙げられます。訪問映像と言えば、かつて『ひだまりスケッチ×365』DVD2巻の特典映像「やまぶき高校 社会科見学～シャフトでわっしょい～」や、『ef -a tale of melodies.』の放送前特番としてtvkで放送された『ef -a tale of melodies.- ～prelude～ 放送開始直前緊急企画！後藤麻衣＋その他のキノミキノママ！』がありましたが、この度は驚くべきことに『アサルトリリィ BOUQUET』、『RWBY 氷雪帝国』、『ルミナスウィッチーズ』で新規映像が3本も訪問記に加わることになりました。

どうして急にこれだけ増えたのかは分からないのですが（リフォームしたという噂の本社は見せてくれないのも……）、今回はその新しい訪問映像の紹介記事になります。もし今後追加でシャフト関連で公開されることがあれば、随時更新していきたいと思います。

『アサルトリリィ BOUQUET』

『アサルトリリィ BOUQUET』北米版Blu-rayの特典にシャフト訪問の映像が付いてきました。ミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウス役の高橋花林さんがシャフトを訪問しながら、各作業工程を実際に体験してみるという内容となっています。

なぜこの特典映像が北米版限定で日本未収録なのか甚だ疑問なくらいオタク必見の内容です。詳しくは以前の記事でも少し書きましたので、そちらを参照してみてください。

『RWBY 氷雪帝国』

YouTubeの配信番組で総集編的な内容です。後半にシャフト社内の訪問映像がありました。

わずか2分くらいの映像ですが、ざっくりと作画→仕上げ→撮影の作業風景が紹介されていました。鈴木監督のインタビューもありますのでオタク必見の内容です。

『連盟空軍航空魔法音楽隊 ルミナスウィッチーズ』

『ルミナスウィッチーズ』Blu-ray特典に付いてきた「シャフト訪問！」映像です。尺が40分ほどあり、おそらく今までの訪問映像の中で最長記録となっています。インタビューは佐伯さん、春藤さん（のデスク）、関口さん、川上さん、江上さんというシャフトオタクであれば知らない方はいないほどの豪華メンバーです。長尺のため各インタビューパートもたっぷり時間を掛けていて、とても面白く、そして勉強になる内容でした。もちろんオタク必見の内容です。

制作会社の訪問映像はあればあるだけ嬉しいので、各製作様は特典映像を作る上で必ず付けてもらえると助かります。それだけで購入したいと思います（無くてもシャフト作品は購入しますが……）。引き続きよろしくお願いします。